ハンドドリップでの淹れ方 イタリアの家庭用器具で簡単エスプレッソ ターキッシュコーヒーの淹れ方

◆貴方はコーヒーの妖精を見たことがありますか?

ネルドリップと円錐形ドリッパー

    『ネルで淹れるコーヒーは、なぜ美味しいのか』

その理由を考えてみました。

【ポイントは2点です】
1)ネル布の収縮性及び起毛により、蒸らし湯で粉全体を満遍なく膨らませることが
  できる。
2)手で持ったネルを操りながら全体に満遍なくお湯を注すことで、美味しい香味成分
  を十分に抽出させることが可能となる。


つまり、使用するコーヒー粉に含まれてる美味しい香味成分をネルドリップは出し切る要素を十分に持っているという話なんですね。

当社が取り扱ってるネルドリップの器具は2つご用意しております。

一つは、「人気の簡易ネル」(写真左)。
カリタ社のドリッパーにセットして、ペーパーを使用するのと同じ方法で使いますから、ネルの収縮性は若干抑えられてしまいますが、起毛部分を内側にして使用することで、粉が膨らむことを伸び伸びとさせてくれることでペーパーより美味しく淹れられます。

もう一つはハリオ社の「ウッドネックドリップ」(写真右)
この器具はお洒落なスタイリングとネルを固定して淹れられる優しさが人気の商品です。⇒詳細




そして、ネルを使わずに、美味しく淹れられるポイントを考慮して考案されたのが、珈琲サイフォン鰍フ円錐形ドリッパー「コーノ式・名門」と、ハリオ社の円錐形ドリッパー「V60」です。
コーノ式円錐形ドリッパー名門 ハリオ式円錐形ドリッパーV60

このコーノ式「名門」の構造は写真で分るように、円錐形の内部にリブが半分から下に12本延びています。このリブの高さと長さがお湯の落下速度に微妙に影響してきます。そして上部にリブを無くしてることで、お湯の流れを中心部に集めさせ、美味しい香味成分を満遍なく抽出させる役割を担わせているそうです。



一方、最近売り出してるハリオ式円錐形ドリッパーは、渦巻きの流れに似せたリブを付けて、お湯を中心部に集める工夫をしています。またリブを内部全体に伸ばしてることで、ペーパーとドリッパーの間に隙間を作り、蒸らし時の空気を逃し、ネル同様に粉の膨らみを制限なくさせる狙いが見受けられます。


どちらも底部は1つの大きな穴が開いております。
コーノ式「名門」 ハリオ式「V60」
コーノ式:直径16mm ハリオ式:直径20mm

この穴から円錐形に作られたペーパー先端部分が抜け出し、ドリッパーの構造に遮られることなく、ネルと同じようにコーヒー液が抽出されるのも美味しさの秘密ともなっています。

右写真では、最近私が使ってるハリオのドリッパーですが、お湯を落とし終わった後の形状を見ると、段差が付いて渦を巻いてお湯が落ちたことが確認できます。ハリオは消耗品のペーパーの価格がコーノに比べて安いのもポイントが高いですね。


どちらの円錐形ドリッパーがより美味しいコーヒーが淹れられるのか、老舗ドリッパーか新参ドリッパーか、試してみませんか。

さて、あなたは簡易ネルウッドネックドリップを使いますか? 

      それとも円錐ドリッパーのコーノ式かハリオ式を使いますか?

≪余談≫
『えぇ・・・、話しが難しすぎて、分らない』 と思われたお客様は恐縮ですが「コーヒー教室」をご覧ください。
もう少し、初歩的な説明などをさせていただいておりますので、美味しいコーヒーを淹れるために参照していただければ嬉しく思います。

それと、普段は忙しくてコーヒーメーカーを使っているお客様へ
最近のコーヒーメーカーは優れもので美味しく淹れられる機能を十分に備えていますが、休日などのゆったりと過ごせる時間に上記で説明したハンドドリップを是非お試しください。

使用する器具だけでなく、ご自分の手で抽出時のお湯の温度をいろいろ変えたり、抽出時間を変えたりして淹れることで、出来上がったコーヒーの美味しさもいろいろに変わってきます。是非、その面白さを体験してください。
質問があればこちらへ
2007/02/17のブログより

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