★東欧カフェ巡り旅行(ウィーン編) 2004/05/13-14
- ウィーンは、オーストリアの人口20%にあたる160万人が住んでる都市です。
その街は美術から音楽までのあらゆる芸術愛好家を魅了し、料理とワイン、カフェ文化においても世界のトップを行くグルメの街でもあります。
そんな素晴らしい街を私たちが滞在できたのは、残念ながら僅かに1日だけでしたが、レポートします。
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- 中心部の旧市街地区には、至るところにハプスブルグ王朝の栄光を伝えるバロック建築とその文化が生き続けております。
特徴的なバロック建築様式としては、下の写真のように豪華な建物や庭園のほとんどが左右対称になっているんですね。
写真のほか、王女シシィのために建てられたベルベデェーレ宮殿やその庭園、また駅舎カールスプラッツも左右対称になってます。

美術史博物館 |

ホーフブルク王宮裏側 |

シェーブルン宮殿 |

英雄広場からの王宮 |
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- 宿泊したホテルは、地下鉄U1号線でカールスプラッツから3つ目の駅ケプラプラッツで降り歩いて2分くらいの処に建つ『ファボリータ』 それでは早速、朝食をご紹介しましょう。(笑)・・と言うのも、あの≪クロワッサン≫がパンとデニッシュの2種類で揃えられていたんです。 さすがは発祥地ですよね!
パン系のクロワッサンの上部には、シュガーがまぶしてありました。
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- ≪ウィンでの一日の始まり≫
旅行ツアーの一日は、毎朝、早い朝食から始まります。(汗^^;) いつも起床が6:00くらいで、6:30からビュッフェで食べることができます。 私は日本でも朝型なので、早い朝食でも食欲十分で、フルーツジュース+サラダ+スクランブルエッグ+ハム&ソーセージ+クロワッサン&パン、そしてコーヒー。デザートには、フルーツにヨーグルトをかけて食べます。 食後は一度部屋に戻って、8:30に貸切バスに乗って、午前中はウィーンの市内観光です。
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- ≪シェーブルン宮殿≫
最初に訪れたのが、マリーアントワネットの母である女帝マリアテレジアが完成させたシェーブルン宮殿でした。 宮殿内には1400もの部屋があり、その内40室が現在一般公開されています。 ”百万の間”や”鏡の間”に感嘆の声をあげながら宮殿内を見学したあと、建物を出て右に回り込み、宮殿の後方にある広い庭園に出てみますと、バラ園や藤棚、そして動物園や植物園があり、更に後方高台を30分ほど歩くとグロリエッテがあります。 そこに建てられた展望台テラスからは、最高の眺めでウィーンを見渡すことができるそうですが、時間がなかったことと雨でもあったので、我々は記念写真を撮って引き返しました。(写真はこちら)
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- ≪その夜のシェーブルン宮殿コンサートチケットをゲット≫
昼食時に現地ガイドより宮殿で行われるコンサートのチケット案内があり、私たちは迷うことなく購入を決めました。
通常は宮殿の隣の建物で行われることが多いそうですが、当日はなんとシェーブルン宮殿内の『鏡の間』で行われたんです。 その部屋は、白い壁に全面金細工が施され、中央仕切り面には女帝マリアテレジアの像と大きな鏡が嵌め込まれて、天井からは豪華なシャンデリアが下がり、なんとも豪華絢爛な、モーツアルトや少女時代のマリーアントワネットも管弦楽を聴いたと思われる部屋なんです。 演目はモーツアルトとヨハンシュトラウスの曲で、中でも有名な『美しく青きドナウ』は印象に残りました。 その感動は、この旅の最高の思い出となり、帰国してからも度々CDを聴いてます。^^)
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- それでは本題≪ウィーンのカフェ≫レポートです。
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≪ザッハー≫
- いよいよ午後からの自由行動。訪れてみたいカフェは5-6件ありましたが、時間は僅かに半日しかありません。
まず最初に向かったのが≪ザッハー≫です。 場所は国立オペラ座のすぐ裏で分かり易い。 と思ったら、目立つのはホテル正面のお土産ショップのザッハー。カフェの入り口はアベルティーナ広場に面した方にありましたが、狭くて少し分かりづらかった。 でもさすがに7-8人の観光客が傘をさして並んでいました。 並ぶのを躊躇して、お土産ショップに回って覗くと、こちらにも喫茶コーナーがありましたが、やはり満員でした。 私たちは時間を考えてザッハーの客になることを諦めかけたのですが、もう一度、カフェ・ザッハーに回ったところ、ラッキーにも順番待ちの人並みが切れてたんです。
すかさず先頭に並ぶと、背の高い女性マネージャーらしき案内人に人数を聞かれウェイトさせられる。 暫くして入り口近くの右の小部屋にある空席に案内してくれました。

店内風景 |

店内風景 |

ザッハトルテとコーヒー |
 シシィーの肖像画 |
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- 案内された部屋は10坪ほどの広さ。 壁はワイン色のシルクが張られ、床も同系のジュータンがひかれています。 壁には風景画が何枚か飾られていましたが、一番奥の壁には、ウィーン市民に愛され続ける「シシィー」の肖像画が飾られてました。 天井からは大きなシャンデリアが2つ輝いていました。 そして静かな店内には、この街のカフェに相応しくクラシック音楽がボリュームを絞って流れているんです。
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- 注文したのは、もちろんザッハートルテ! でも甘そうなので一個にしておきました。(^^; 珈琲はブラウナーとメランジュ。 ウィーンでは、エスプレッソとカプチーノをこのように呼びます。 値段は、ブラウナーが2.5ユーロ、メランジュが3.3ユーロ、トルテが4.5ユーロでした。(換金1ユーロ=約130円)
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- トルテの大きさは、三越の「カフェ・ウィーン」で購入したものと同じでした。 違うのは、お皿に盛られた生クリームの多さ。 上の写真でご覧いただきたいのですが、トルテと同じくらいの量がドテッと盛られてました。 この生クリームをチョコレートケーキに乗せて食べるんですから・・・・美味しかったです。^^)
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- ブラウナー(エスプレッソ)のカップは、デミタスより大きめで90cc位の感じ。 生クリームを乗せたトルテを食べるには、このくらいは必要量です。(笑) 香味は、後味スッキリノのとても美味しいコーヒーでした。
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- ≪商標権・トルテ戦争≫
1952年から10年間続いた商標権争いの”トルテ戦争”というのがあります。 本家ザッハーに対して伝統のディメール。 1930年代に経営が苦しくなったザッハーの女主人アンナ・マリー・ザッハーは、ディメールの女主人アンナ・ディメールに支援を求めました。 その際、ディメールの女主人アンナは、自店でもザッハートルテを製造販売することを了承させたのです。 その後、代が変わって商標権争いが起こったと言うわけです。 さて、どちらのトルテが美味しいのか・・・という訳で、次に訪れたのがミヒャエル広場近くのディメール。。
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- ≪ディメールの店内風景≫
ディメールは王宮のミヒャエル門から程近いところにあるので、昔からハプスブルク家の人たちに贔屓にされたようだ。 店内に入ると、それほど広くない最初の部屋はお土産のクッキーやお菓子を買い求める観光客でいっぱいでした。 商品も所狭しと多種のバリエーションで並べ売られています。 そして、一つ奥の部屋に進むと左に各種ケーキが並ぶショーケース、右にはハムやサラダなどの皿盛りショーケースがあります。 そして、更に奥の部屋がカフェとなってるようでした。 カフェでケーキなどを食べる場合には、左右のショーケースで選択してチケットを受け取るシステムになっています。
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- 写真右端が、ケーキショーケース内です。 一つ一つのケーキが大きいんです。 ディメールトルテは、ザッハーのそれと同じ大きさなのですが、実は私たちは、店内のお菓子類を見て回っただけで胸が一杯になり、日本へのお土産にチョコレートクッキーの詰め合わせを買って、カフェには立ち寄りませんでした。^^;)
同じツアー客でカフェを利用した方に尋ねると、二階に吹き抜けのカフェスペースが広がって、なかなか気持ちの良い場所だったと言うこと。 それを後から聞いて、席に着かなかったことを悔やみました。
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- ≪カフェ・ツェントラルの店内風景≫
次に向かったのが、カフェ・ツェントラル。 1860年に建てられ今なお存続する、今回の旅行で一番訪れてみたかった名門カフェです。 豪華な大理石の円柱が何本も立ち、天井は教会のドーム内のような様式で5mほどの高さがあり、豪華でゆったりした室内です。 中央にはグランドピアノで生演奏が行われていました。
右端の写真の男性は、実は入り口を入ってすぐ右側に古くからある詩人の彫像なんです。 詩人の名前はペーター・アルテンブルグ。 この詩人は、カフェ・ツェントラルを住まいの代わりのように居座り、この店で見たままを作品として残したそうです。
誤解なきように付け加えますが、ウィーンの多くの有名カフェにはそれぞれ毎日通ってくる常連客がいて、『カフェは我々にとって、いうならば住まいの代わりをしてくれるものだ』とウィーンのカフェに通う多くの者たちを代表して小説家のエーゴン・エルヴィーン・キッシュは言ってます。
- どんな問題もカフェが解決してくれるという次の有名な助言も、詩人ペーターの手によるものです。
- あれやこれやと悩みが尽きないなら・・・・カフェに行くことさ!
- 彼女がとにかく何かまことしやかな理由でこれないなら・・・・カフェに行くことさ!
- ブーツがぼろぼろになったなら・・・・カフェに行くことさ!
- 給料が400クローネで支出が500クローネなら・・・・カフェに行くことさ!
- まこと慎ましく暮らしているのに、何の得にも恵まれないなら・・・・カフェに行くことさ!
- 気の会う女が見つからないなら・・・・カフェに行くことさ!
- 心の中はもう自殺に追い込まれているなら・・・・カフェに行くことさ!
- 人を嫌い軽蔑しながら、それでも人がいなくちゃ困るなら・・・・カフェに行くことさ!
- もうどうにも付けが利かなくなったなら・・・・カフェに行くことさ!
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- そんな素敵な老舗カフェでしたが、残念ながら満席だったんです。 この店のシステムは、入り口に並んでウェイティングさせられるようなことはなく、店内を勝手に入って空いてる席があれば着席できるって具合のようなんです。 となると、満席の場合はなかなかタイミングが良くないと席を確保することが出来ないわけで、暫く空席探しをしたのですが、諦めて次の店に向かいました。
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≪美術史博物館内にある「カフェ・ゲルストナー」≫
- ヨーロッパ三大美術館のひとつといわれる新古典主義の美術史博物館。 その2階にある「カフェ・ゲルストナー」は高い吹き抜けの空間に造られた美術館ならではのお洒落なカフェです。
- 我々は、先に絵画を鑑賞してからカフェに寄るつもりでしたが、なかなか興味深い絵画が沢山あったので、観て回るのに随分時間をかけてしまいカフェには寄れませんでした。
- と言いますのも、夕方にはシェーブルン宮殿内で行われるコンサートに行くための準備をしに、早めにホテルに帰らなければならなかったのです。(とほほ)
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